【よく聞く迷信】夜に爪を切ると…って話

今の時代ではあまりなじみが無いかもしれませんが、昭和世代の人間はよく 迷信  を聞かされたものです。

迷信 というのは、 古くから言われている事柄 や 言い伝え みたいな表現が近いのではないかと思います。

『ある種の信仰』とまでは言うと少し言い過ぎですが、ソレを守らないと叱られる、なんてことも しばしば あったりしました。

 

では、こんな話を知っていますか?

 

夜に爪を切ると…

 

 千原ジュニア さんに怒られてしまう!

 

という話を。

 

…いやいや、確かに 千原ジュニア さんの 奥さん が 夜中に爪を切る音が気になり過ぎる ってのは実話ですけども。

 

今はお呼びではない話でしたか。(笑)

 

気を取り直して、、一度はこんなことを言われませんでしたか?

 

 夜に爪を切ると、親の死に目に会えない から、夜に爪を切るのはNGだよ、と。

 

文面だけ見れば、なかなか穏やかな話ではないですが…一体どういう事なんでしょうか。

 

実際、こんな話をしてくる割には、理由や根拠を知っているという人がそんなに多くないという事実。

つまり、「解説や説明は出来ないけど、昔からそう言われているんだから止めておいた方がいい」と言われるのです。

 

理不尽や…

 

では、なぜそのような 迷信 が現在に至るまで伝わっているのか。諸説ありますが、最も有力であるのではないか、という説を紹介します。

 

 

時はまだ『 爪切り 』なる物が無かった、ずいぶん昔の話です。

それはもう何百年も前に遡(さかのぼ)る訳ですが、そんな時代であっても 爪 は伸びてくるものですよね。

では、その時代において、一体何を使って 爪 を切っていたのか… ここでちょっとした三択問題です。

次の3つの内、正解はどれでしょう?

  1. 包丁
  2. サンドペーパーみたいなヤツ(やすり。ガリガリ削る)

 

もしかしたら簡単だったかもしれませんね。

 

その答えは……

 

 

2 。

 

正確に言えばは 小刀 “こがたな” ですけどね。(え、ズルい?笑)

 

 

そう、 刀 なんです。

刀 は一般的に、人を切ったり刺したりするモノで、爪切る為に使っていたとは少し意外だったかもしれません。

 

 

…しかし、“ なぜ夜に行ってはダメなのか ” という疑問がまだでした。

先ほどの問題の答えから、勘の良い人なんかはもう分かってしまったのではないか、と ヒヤヒヤ しながら周りくどくも説明していきたいと思います。(汗)

 

刀 。 こがたな 。 小刀 といえど、その扱い方にはもちろん注意が必要です。下手したら 爪 ではなく 指 なんかを落としてしまいかねませんからね。

 

そして夜、みんなが寝静まったあたりから、ようやく “自分の時間” となる人が多い傾向にある為、その時間帯に爪を切る行為は ごくごく自然 な流れだと言えるでしょう。

 

んで、まぁここですよ。お察しの通り、ここで事件は起こるのです。

 

民衆の行動パターンを順を追ってまとめてみました。

1.みんなが寝ている時に 爪 を切ります

2.案の定、失敗。その確率は、それなりに高かったようです(電気など無く、行灯“あんどん”だったので暗い)

3.指が大参事に!! …なるかどうかは さておき 怪我をしてしまいます

4.助けを呼びたいが、皆もう寝静まってしまっています

 

※ さて、ここからが重要ポイントです。次に自分が取れるであろう行動を考えていただけると、この話の底が見えてきます。

 

 

5.みんな寝ているなら、誰でもいいから 叩き起こして 医者を連れてきて貰えば万事解決です

 

…と、もし そう思ってしまったアナタ。

 

 

それが出来たら、誰も苦労しないのですよ!

 

 

実はそこにミソがあったりする訳でして。

 

実際に出来るのは 亡くなるのを黙って待つ以外の選択肢なし なのです。この一択しかありません。

 

なぜなら、この時代では【まだ原因が解らなかった病のひとつ】である “破傷風” があるからです。

その傷口から感染するのはもう 火を見るより明かで、当時の致死率は ほぼ100%だったという説も!! (だって薬とか無いからね)

誰かを起こそうが、医者を連れてこようが、成す術がないという まさにお手上げ状態。

 

ここでようやく話を本筋に戻すこととしましょう。

 

つまり、

 

親の死に目に会えない

 

というのは、

 

その時間や場所に間に合わない状態に陥ってしまう

 

とかでは一切なく、そういう行為をしていると

 

自分が親よりも先に死んでしまう為、死に目には会えくなるよ

 

というのが、 夜に爪を切ってはいけない 理由になります。

こういったことが起こらないように、戒めた言葉だったんですね。

 

めでたし、めでたし。

 

このお話は以上です。御静聴ありがとうございましたー。

 

「へーそうだったのか」という風に思う人もいれば、「なんじゃそら」と思った人もいたことでしょう。

でも、まだ周りに知らない人がいれば、これをドヤ顔で話すことが出来るようになるので、読んだことは決して無駄ではなかったハズ。

そして今の時代は昔と違って、便利な『 爪切り 』という道具があることを、噛み締めながら次の 爪切り に勤しむことにしましょう。 (-人-) < ありがたやー

 

ただ、確かに昔の人が残した言葉には、目に見える根拠はないかもしれませんが… そこに “何らかの理由” があって言っているのだけは ほぼ 間違いないでしょう。

メチャクチャ気にして、夜には絶対にしないでおこう!とまで思う必要性は全くありませんが、そういった事例もあったんだよー という事ぐらいは、頭の片隅に置いておいて頂きたいかなーと思う次第です。

 

それでは皆様、良き 爪切りライフ を!(なんだそれ)

 

 

 

 

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