【クイズ】身体の部位にまつわるエトセトラ

身体の部位部分は、実に奥深いものがある

私たち人間の身体の部分には当たり前のように 名称 があり、普段から それ を呼んでいることかと思います。

しかし、同じ部位や部分でも微妙に言葉や文字が違ったりするのをご存知でしょうか。

例えば…

手のひら ⇔ 掌(てのひら、たなうら、たなごころ)
踵(かかと、きびす) ⇔ 踝(くるぶし、かかと、くびす)
顔(かお) ⇔ 面(めん、つら)
足(あし) ⇔ 脚(あし)
肘(ひじ) ⇔ 肱(ひじ) ⇔ 臂(ひじ)
首(くび) ⇔ 頚(くび)
目(め) ⇔ 眼(め)
頭 → あたま、かしら、こうべ
腕 → うで、かいな

…などがあります。

挙げれば結構多くなってくるので、このぐらいにしておきますが、このように…

同じ呼称なのに、意味が違うもの
同じ呼称なのに、漢字が違うもの
同じ漢字なのに、読みや意味が違うもの
違う漢字や意味なのに、同じ部位部分を示すもの
同じ漢字でも、現代ではあまり使われない古い読み方

…みたいなものが沢山あり、正直ややこし過ぎて覚えられる気がしない。。
とはいえ、普段から酷使しているであろう『自分の身体』なのに、それを言い間違えたり、書き間違えたりするのは ちょっと恥ずかしい気持ちになってしまいます。

全部は無理かもしれませんが、いくつかは覚えておいて損はないと思いますよ。

…ではここで一つ、身体の部位部分で問題を。

上記の内容が役に立つかどうかはさておき、思いついたままの問題です。

 

▽ 文章の中の “   ” には身体のどこかの部位部分が入るので、当ててみて下さい。

  1. この界隈は、あの大企業のお“   ”元である。
  2. 殿の命令で“   ”軽隊は前線に向かえ。
  3. 今回の安部政権の“   ”煎(い)り政策。
  4. 彼は“   ”目も振らずに走っていった。
  5. 間“   ”を容れずに次の問題へ。
  6. 散々な結果に“   ”を落とす。 ※注:踵(かかと)ではありません

 

さて、何問ぐらい分かりましたか?

では答えと解説を見てみましょう。

 

1. この界隈は、あの大企業の お“膝”元 である。
→ お膝元 とは、『膝の下辺り』のことで、その言葉の 頭 に『お』を付けたもの。
ですが、その前に 大企業 など、一部の《 大きな影響力を持っているだろう 》と推察できる単語が入っている場合、その意味は別物に変わってきます。
なので、この場合の“お膝元”の意味は、『権力者の直接的な支配下の圏内』という意味になります。

2. 殿様の命令で“足”軽 隊は前線に向かう。
→ 足軽 とは、戦国時代ぐらいにあった兵種の一つ。基本農家をしていて、徴兵の度に武士として戦場に駆り出される、といった感じか。諸説あるとは思いますケド。

とにかく足の軽い人たち(忠誠心が低い、すぐ寝返る)という意味も含まれているとか。

3. 今回の安部政権の “肝”煎り 政策。
→ 肝煎り とは、本来は 仲を取り持つこと とか 人の世話焼き という意味。
だが、一般的に使われているのは、『立場のある人が特別に配慮すること』といった訳し方がしっくり来るかと思います。

肝 = 肝臓 なので、ちゃんと身体の一部ですよ(笑)

4. 彼は“脇”目も振らずに走っていった。
→ 脇目 とは、 わきから見る、あるいは 余所見 や 脇見 という意味。なので、“脇目も振らず”とは、『他に興味関心を抱くことなく専念する』こと。

5. 間“髪”を容れずに次の問題へ。
→ 間髪 とは、まず初めに本当の読み方は「かんはつ」が正解です。
それが正解だったとしても、そう読むメンタルの強い人はほとんどいないでしょうけど。
あと『間髪を容れず』が正解で、『間髪容れず』や『間髪入れず』も間違いですし、区切るなら『間、髪を容れず』になるので注意です。説明するのが結構ややこしい…。

意味としては、ほんの少しの時間も置かないこと。間を空けないこと。

6.散々な結果に“肩”を落とす。
→ 肩を落とす とは、期待通りにならなかった時に発生することが多い。俗にいう「しょんぼり」状態。

ちなみに、、、くれぐれも「嫌な事があったから、踵落としをお見舞いしてやろうか」とかそういう類いの問題ではありませんので(笑)

 

 

どうでしたか。

まず知っていなければ、いくら考えても出てこないのが 漢字 であり、意味を理解していないと、頭にすら入ってこないのが 文章 なんです。

この他にも身体の部位部分を使った言葉はたくさんあるので、意味も含めて興味のある方は一度調べてみるのもいいかもしれませんね。

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